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「ふ、ふざけるなッ、聞いているのかっ、お兄ちゃん!?」自らの保身の為、苛められる幸正に「お前が苛められたりするとこっちが迷惑なんだ。しっかりしろ」と教師らしからぬ態度で冷たくあしらってきた女教師・宮子。その行き遅れの肢体は、教卓の前で無情に晒されていた。「年上の先生にお兄ちゃんと呼ばせるのも乙なものですね」ぎちぎちにそそり立たせたイチモツを宛てがい埋めながらにやける幸正に、聞く耳はなかった…「琉華さん…キレイだよね…」幸正の手から辛くも逃れた琉華と鈴音は、傷ついた心と体を癒すべくゆったりと湯船に浸かっていた…素肌を晒し合う二人は、火照りも手伝ってか、互いに身を寄せ合い、いつしかその唇すらも近づけ押し当てていた…それは、これから起こる惨劇の前の、静かな一時であることを…知る由もなかった。
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